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いきいきOB訪問2

いつでもどこでも ゆらゆらフラダンス

高崎真弓さん

高崎真弓さん 画像

南国情緒たっぷりの色鮮やかなドレスを身にまとい、ゆったり優雅に踊るフラダンス。高崎さんがこのフラダンスを始めたのは、60歳の時からだそうです。

本文

冊子本文はPDFにてご提供しております。本ページをご覧いただく前に是非ご一読ください。

いつでもどこでも ゆらゆらフラダンス(PDFファイル 333KB)

サイドストーリー

40年書き続けている日記。最愛のご主人との別れの詩は宝物

高崎さんは43歳の時にご主人に先立たれています。闘病生活ではその苦しい日々を毎日、日記につづったと言います。「東海でんしんでんわ」に掲載された惜別の詩を、本誌でも一部抜粋して掲載しましたが、ここでは全文をご紹介したいと思います。

〈詩〉
あなた
高崎 真弓
(沼津報話局)
二月十七日、主人は帰らぬ人となってしまい、
どうしようもない気持ちをつづってみました。

おかあさん
 あの一番光っているのがおとうさんだよ
この子は九歳
 この子のことを思うと死ぬに死ねないよ
最愛のおまえと
 永劫に別れることは心がいたい
そういい残し、逝ってしまったあなた
 生きたかった
どんなにかくやしい!
 私は今夜も星を見つめています
ふるようにちりばめた空の星  一番光っているのがあなたなのですか
私をみつめているのですか
 とめどなくあふれでる涙
いつになったら枯れつきるのでしょう

詩の文面からは亡きご主人への思いが、いたいほど伝わります。
また、この詩の他に、ご主人がつづった病床日記も掲載されたことがあります。ご主人が他界された後、健康である日々の大切さを知ってほしいと願って、投稿したものです。そこには、壮絶とも言えるご主人の闘病の様子がありありとつづられていました。投稿に際して高崎さんは、残されたご主人の日記帳が「私の心の糧」だと記しています。
詩が掲載された「東海でんしんでんわ」と、ご主人が残した日記帳は、自分の宝物で、その時がきたら一緒にお墓に入れてもらうと高崎さんは言います。
この闘病生活でつづった日記の習慣は、40年たった今も続けています。日記だけではなく、詩や川柳にして、何か思った時にすぐに気持ちをしたためるのだとか。

西江喜春さん

80歳になった時に、娘さんに書いたという詩も見せていただきました。高崎さんが退職した後、事情があって娘さんのお孫さん三人と同居していたことがあります。その時娘さんは、看護士として単身赴任していました。週末に帰ってくる娘を、孫の手を引いて迎えに行った当時の様子を詩にしたためました。「この詩を見せたら、娘は泣いちゃった」とおっしゃっていました。

ひとりごと

矢崎電線の塀づたい
少し低い段があった
幼娘をのせ 手をつなぎ
ルンルン気分で駅に向う

単身赴任で土曜日夕方
必ず帰って来た
ホームから白い歯を覗かせ
手を振って やって来る
幸せだった あの頃

あれから四十数年
あなたの知らない
孫七人 曾孫三人

八十路のラインが見えている
今度はあなたが
迎えに来る番
でも私が判るかしら

かわいい孫三人とはいえ、もう60歳を超えた身には体力的にきつかった、生活自体が大変だったと当時を振り返ります。また娘さんも、女手一つで育ててくれた母と幼かった自分とのことを照らし合わせて、この詩を見ていろんな想いがあふれ出たのでしょう。

練習風景 画像
練習風景

80歳が出発点!ボランティアしているうちが花

さてフラダンスの話ですが、探求心熱心な高崎さんは、最新のハワイアン・フラダンスを習得するため、今も生徒としてフラダンススクールに通っています。本場のハワイにも過去5回も渡航。その時の様子をこのように振り返ります。
「ワイキキの浜辺にスタジオがあって、とても気持ちがいいんです。先生は男性です。やっぱり、日本の先生とは違って、手の動き、腰の振り方、足の運びがとてもなめらか。一応、通訳はいますが、フラ自体が手話なので、言葉を超えたコミュニケーションができます。本場のフラを見るのも勉強になります。フラにも種類があって、古典、モダン、ポリネシアンとあります。フラの魅力は年齢に関係なく、だれでも気軽に踊ることができることですね。若い人は激しく、年配の方はゆったりと、音楽が流れると自然にカラダが動きます」

沼津文化センターでの発表会 画像
沼津文化センターでの発表会

フラダンスの話をする時、高崎さんはとても楽しそうです。フラダンスは手話なので、宴会などでは流れる音楽に合わせて即興で踊ることもあるとか。人を楽しませたり、何かを教えたりするのが本来、お好きなようです。
生徒の一人も「高崎先生はとても丁寧に教えてくれるので、分かり易いです。毎週、ここにくるのが楽しみなんです」と言います。
高崎さんは、フラダンスの他にカラオケの先生もやっていて、こちらも20人ほどの生徒がいるのだとか。本誌でも紹介した、「80歳になって、ここからが出発だと思った」という言葉には、ただただ敬服するばかり。“ボランティアしているうちが花、ボランティアをされないようにがんばっていきたい”とおっしゃいます。

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(LA No.261)

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