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創業37年の暖簾を守る めん処 さぬき路

めん処 さぬき路
橋本 康博さん(54歳) めん処 さぬき路店主

橋本 康博さん 画像
橋本 康博さん

橋本さんが店主を務める「さぬき路」は、セルフスタイルを主体とした“讃岐うどん”の店である。編集子のような門外漢は、愛知県といえば名古屋の名物“きしめん”がまずは浮かぶが、さにあらず。愛知県でも三河地方はうどんの文化だと、お店を訪問して教えられた。

本文

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創業37年の暖簾を守る めん処 さぬき路 本文(PDFファイル 583KB)

サイドストーリー

ボリューム満点のうどん

お店を訪れると、店舗の二階部分に広がる大看板と、正面入り口に大きく染め抜かれた「さぬき路」の暖簾が迎えてくれる。他を圧する、十二分に目立つサインである。
店に入ると、すぐの右手にセルフ用のうどんが丼に入っている三段の棚が設えてある。下段は「並」(350グラムで390円)、中段は「大盛」(500グラムで460円)、上段が「ジャンボ」(600グラムで540円)とあり、この中から自分の腹具合と胃袋に相談して丼の大きさを選ぶ。前に進むとうどんの茹で場があり、ここで湯切りを使ってセルフでうどんを茹でる。茹で時間は約20秒と赤字で大書してある。茹で上がったうどんに、次のトッピングコーナ−で好みの具(揚げ物など)を載せて勘定場に進む。ここで削り節と刻みネギの小鉢を貰い勘定を済ます。最後に、汁(つゆ)を自動給湯機から注いでテーブルに着く、というシステムである。
取材時、編集子は並うどんを食したが、満腹になった。訊くと、一般的には一人前の分量が200〜250グラムだとか。それが「さぬき路」では、並うどんでも350グラムもあるのだから満腹になったのも頷ける。
そのボリューム満点のセルフサービスのうどんが、店の主流だそうだが、他のメニューの豊富さにも驚かされた。お客さまからの声で年々増えていくとか。セルフ以外にも、豊富なメニュー表から選んだ品を注文することもできる。

歯ごたえの良いうどん 画像
歯ごたえの良いうどん

店内の様子 画像
店内の様子

並うどん

橋本さんに、うどんの良さを訊ねると「何といっても、気取らずに手軽に食べられること。それに、安くて手早く満腹になれる食べ物です」と返ってきた。
本誌でもふれたが、店主橋本さんの一日は多忙である。朝9時には店に入り開店の準備をする。11時に開店し、ランチのお客さまが一段落すると、午後からは翌日の仕込みでうどんを練る。その上に、出前の注文もこなすのだ。そんな多忙な日々を送りながらも、己で切り拓いて行ける世界だと、夢を広げる。

豊川稲荷と旧跡

豊川稲荷 画像
豊川稲荷

本殿 画像
本殿

霊狐塚 画像
霊狐塚

通称の豊川稲荷として有名だが、ここは曹洞宗のお寺でいわゆる神社ではない。このお寺(豊川閣妙厳寺)の中に祀られている鎮守・ダ(だ)枳(き)尼(に)真天(しんてん)が稲穂を荷い、白いキツネにまたがっていることからいつしか「豊川稲荷」の通称が広まったとのことである。寺の敷地は三万坪以上の広大さで、堂塔伽藍は九十余棟に及ぶとある。
橋本さんが経営する「さぬき路」までは、ここから車で10分程であるが、途中に桶狭間で討たれた今川義元公の墓所(大聖寺)や、川中島合戦で死んだ山本勘助の墓(長谷寺)が在る。
また、東海道の35番目の宿場である御油宿と36番目の赤坂宿は、江戸時代には多くの旅人でにぎわったそうだ。江戸時代初期に御油宿から赤坂宿までの街道筋に植えられた600メートルの松並木は、御油の松並木と呼ばれ国の天然記念物に指定されている。

豊川稲荷を参拝し、「さぬき路」で腹を満たしてから旧宿場町、御油の松並木などの名所旧跡を訪ねる旅も一興ではなかろうか・・・。

(LA No.261)

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