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OB対談 | いきいきセカンドライフ

おいしい旬の野菜作りで体も心も健康に

渡辺 忠俊さん 益田 悦次さん

神奈川県横浜市の「栽培収穫体験ファーム 山下農園」に参加して、様々な野菜を栽培している益田さんと渡辺さん。健康維持のために始めた野菜作りも、既に15年。これほど長く続けてこられたのはなぜなのか。その魅力と苦労を伺いました。

渡辺 忠俊さん 益田 悦次さん

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おいしい旬の野菜作りで体も心も健康に(PDFファイル1.1MB)

サイドストーリー

温かな日差しの中で笑顔の共同作業

15年間にわたって同じ体験栽培ファームで野菜作りをしてきたお二人。それだけに対談での息もぴったり。年齢的には益田さんが少し先輩ですが、渡辺さんの収穫量の多さや野菜料理の腕前などを素直にリスペクトしています。一方、渡辺さんも、援農ボランティアなどにも積極的に参加する益田さんの野菜作りにかける情熱を高く評価しています。


益田さん(左)と渡辺さん(右)

毎週土曜日がこの農園の共同作業日。ちょうど対談が行われた日は、収穫を終えたナス、ピーマン、シシトウなどの後片付けと、次に栽培する野菜のための薬剤散布などが行われました。雲一つない晴天。10月後半にもかかわらず暑いほどの日差しの中で共同作業が続けられました。作業中ずっと皆さんの笑顔が絶えないのが印象的でした。

農家と市民の交流の場

この農園は横浜市の「栽培収穫体験ファーム」の1つ。これは農家が経営する市民農園で、畑の準備から種・苗の準備、栽培指導を開設農家が行い、利用者は指示に従って農作業を体験します。益田さんと渡辺さんが利用しているのは「山下農園」のファーム。


園主の大澤さん

園主の大澤博さんにお話を伺いました。「農家と市民の交流の場として、この市民農園をスタートさせました。横浜市民の皆さんに農業を触れていただくだけでなく、農家にとっても農業収入の安定化などの様々なメリットがあります」。この日も、大澤さんは利用者に対して熱心に指導を行っていました。「私自身、40歳近くまでサラリーマンをしていて、その後農業に転じただけに、わかりやすく具体的に指導することを心がけています。また、何年も野菜を栽培しているベテラン利用者が、新しい利用者の方にアドバイスするほほえましい光景も見られます」。まさに利用者にとっても、農家にとっても得るものが大きい市民農園です。

感動の場面は無限大

現在、この農園では約30名の皆さんが、30平方メートルの自身の土地で野菜を栽培しています。年齢も職業も様々な皆さんです。栽培する野菜の種類は、夏にはキュウリ、トマト、ナス、ピーマン、エダマメ、スイートコーンなど、秋冬にはハクサイ、ダイコン、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、レタス、コマツナ、ホウレンソウなど多彩。いくつかの選択肢の中から、自分の好きな野菜を選んで栽培することができます。

「種まきから定植、収穫まで様々な作業のサイクルがあります。毎週土曜日の共同作業以外には、各自が都合のよいときにやってきて世話をしています」と益田さん。「収穫だけでなく、それぞれの作業ごとに喜びや楽しさがあります。感動の場面は無限大です」と渡辺さん。年間の利用料金は4万9000円。種、苗、肥料、農薬、資材などを含みます。「これで美味しい野菜が食べられて、健康にも良いのだから安い」というのがお二人の実感です。

おいしい歓談の輪が広がる

共同作業が終わると、和気あいあいの歓談の時間です。この日は、渡辺さんが収穫した野菜を使った「ナスの浅漬け」を持参。それ以外にも柿を食べたり、赤じそジュースを飲んだりと、畑の恵みを楽しみながら話の輪が広がります。

取材スタッフ一同もご相伴にあずかりましたが、まさに旬の野菜ならではの“生きた”味がしました。こういう野菜が食べられるのは得難い機会。野菜作りはなかなか良いものです。益田さんも渡辺さんも、「できるだけ長く野菜作りを続けたい」と口を揃えます。「おかげさまで人気が高く、現在、空き待ちの方がいらっしゃいます」と大澤さん。皆さんも機会があれば、農業を身近に感じてみてはいかかでしょうか。

(LA No.349)

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