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OB対談 | いきいきセカンドライフ1

観光ガイドで"地域発見"と"出会い"

〜高知市観光ボランティアガイド余話〜
観光ボランティア 末永雄一さん&岡村雅夫さん&曽我純司さん

高知市で観光ボランティアガイドなされているのは、本日の鼎談に参加いただいた末永さん、岡村さんのほかに久留米さん、森岡さんがいらっしゃるそうです。また、高知県東部の室戸市吉良川町で、角田さんが「土佐漆喰の白壁のある町」の保存活動とガイドとして活躍されているとのことでした。

本文

冊子本文はPDFにてご提供しております。本ページをご覧いただく前に是非ご一読ください。

観光ガイドで"地域発見"と"出会い"本文 (PDFファイル 924KB)

サイドストーリー

うっかり使えない、「ノウが悪い」という土佐弁

末永さんと岡村さんのガイドスナップを撮影させていただくため、高知城に移動する道すがら、「ご案内に土佐弁をどのように使っているか」という話になりました。「龍馬のおかげで“いかんぜよ”はすっかり全国区になりましたが、"しっちゅうか(知ってますか)"になると、スムーズに伝わらないのではないかな」と岡村さん。「ごく普通に使う土佐弁に"ノウが悪い"というのがあります。“使い勝手が悪い”とか“具合がよくない”という意味ですが、うっかりこれを使うとお客さんが"脳が悪い?"と勘違いし気を悪くする」と末永さん(笑)。
方言をほどよく使って説明するのも、旅の印象をひときわ思い出深くするボランティアガイドのコツのひとつだそうです。

末永さんの撮影ポイントは、高知城の大手門前。「日本の城の中で、大手門と天守閣がワンショットで一番きれいに納まるのが、高知城のこの場所です」という言葉の中には、郷土の誇りを紹介できる晴れがましさがみなぎっていました。最近は膝の痛みで、もっぱら観光案内所でのお客さま案内だと仰っています。

ガイドする末永さん

一方、岡村さんは、山内一豊の妻・千代の内助の功を一躍高めた名馬のエピソードを物語る記念像を選びました。
撮影を終えて戻る途中、石段の途中でバスツアー客のご一行とすれ違うと、突然、クリアファイルに入れた板垣退助百円札を取り出し、「右手にある板垣退助の銅像も見て行ってくださいね。知ってますよね、この人です」と大きな声で案内を。さらに、外国人カップルを見つけるとつかつかと近づき、英語で声をかけていました。どちらも岡村さんの日ごろのガイド振りを髣髴とさせるシーンでした。

ガイドする岡村さん

安芸市観光ボランティアガイド余話

安芸市で観光ガイドやボランティア活動を行う曽我さんの取材に併せて、高知県東部にある幕末・維新の史跡を訪ねました。安芸市以外の隠れた史跡・観光スポットもご案内します。

安芸の見所は『弥太郎』『野良時計』『土居廓中』

対談取材の翌日、曽我さんとは樹齢200年を超えるという椋(むく)の大木が目印になっている『岩崎弥太郎の生家』で待ち合わせました。「弥太郎が生きていれば当年175歳。だからこの椋の木には少年時代の弥太郎も登ったでしょう」というエピソードから始まり、「三菱マークは山内家と岩崎家の家紋が合体したもの」「日本列島をかたどった庭石」など、手作りの「ガイド七つ道具」を駆使した心のこもった説明ぶりを披露してくれました。

岩崎弥太郎生家と家紋

野良時計

引き続いて『野良時計』を案内していただきました。野良時計は明治20年にこの地の地主だった畠中源馬という人物が、「農作業をする人たちの役に立てば」と自力で作り上げた西洋時計の日本人の手による初の時計台。安芸平野の穏やかな田園風景の中にすっくと立っています。分銅や歯車もすべて手作りで、今も動態保存の状態にあります(実際に動かすのは特別な時期だけ)。

「皆さんにもっと知っていただきたい場所」と曽我さんが推奨するのは『土居廓中(どいかちゅう)』。安芸城跡を取り巻く武家屋敷跡です。規模は大きくないものの、長屋門や土蔵のたたずまいの中に、瓦や玉石を練りこんだ練塀と手入れが行き届いたウバメ樫と土用竹(弓の矢に用いられることから矢竹ともいう)の生垣が続く一画が広がっています。「鹿児島の知覧や島原の武家屋敷にもひけは取らないと思っています」と曽我さん。ここにもふるさとを愛する誇りを感じます。

美しい家並みが続く土居廓中

広田龍太郎の歌碑

その途中でもうひとつ発見がありました。安芸市は作曲家・弘田龍太郎(大正・昭和期)の出身地で、野良時計から土居廓中にかけての散策路に、「浜千鳥」「靴が鳴る」「叱られて」「雀の学校」など代表作の歌碑やモニュメントが作られていたのです。懐かしい童謡に思いがけないところで出会える小さなサプライズでした。

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