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巻頭インタビュー いまを生きる

田部井さんの著作紹介

 「人から誘われたら断らないこと!」とは、田部井さんが友人や知人に話す言葉だ。“やらず嫌い”はもったいない。世の中には自分が知らないことで溢れているのだから…と。

 ブラジルの最高峰ネブリナへ向かう途中の町で、田部井さん自身“まったく知らない人たち”に出会った。狩猟民ヤノマミ族。インターネットで情報が世界中を駆け巡る時代にあって、昔と変わらぬ彼らの生活ぶりに田部井さんは驚き、知らないことを知る喜びを感じた。

 60歳を過ぎてから自分のなかに変化があったとも語る。“山にのめり込んでいた”若い頃とは比べものにならないくらい視野が広がった。海外の山に登る回数も格段に増えた。知らないことへの出会いを求めて、いままで以上に行動的になったという。対象は山だけではない。50歳を過ぎてからはじめたことは、自動車免許の取得、環境問題を学ぶために大学院へ入学、シャンソン・ピアノと謡曲習い、競馬デビュー…と数えたらきりがない。

 そんな田部井さんの生き方をまとめた1冊が、『田部井淳子の人生は8合目からがおもしろい』(主婦と生活社)。田部井さんの“いま”と“これから”を垣間見ることができる最新の著書だ。

田部井淳子の人生は8合目からがおもしろい

『田部井淳子の人生は8合目からがおもしろい』
(主婦と生活社) 2011年5月発行

世界的な登山家・田部井淳子さんが山あり谷ありの人生を振り返り、初めて語る8合目からの人生の楽しみ方を紹介した1冊。
(出版社のウェブサイトより)

そのほか「人生」について書かれた本
◆『老いのレッスン(2) これが私の生きる道(共著)』(佼成出版社) 2010年11月発行
◆『いつでも山を 田部井淳子の実践エイジング登山』(小学館) 2008年6月発行
◆『山からの贈り物』(角川グループパブリッシング) 2007年11月発行

 田部井さんの原点は、コンプレックスをはね返そうとのめり込んだ山登りにある。“まずやると決めること!”“ やりたいと思ったことはやり通すこと!”の精神で、自分にとって未知の世界へと歩み続けてきた。女性初のエベレスト(チベット名:チョモランマ)登頂をはじめとする、山への夢を追い続けた一時代がそれだ。『高いところが好き〜最高峰に魅せられて』(小学館文庫)では、田部井さんが“世界的”登山家へと変ぼうする姿と、山登りに対する強いモチベーションが描かれている。

『高いところが好き〜最高峰に魅せられて』

『高いところが好き〜最高峰に魅せられて』
(小学館文庫) 2007年9月発行

エベレストの女性初登頂者になったママさん登山家は、その後7大陸最高峰の女性初登頂者になった。そして、今も世界各国の最高峰を登り続けている。仲間や資金を苦労して集め、遠征キャラバン隊はベースキャンプに到着。雪崩に襲われながらもエベレストに初登頂する。他に、アフリカのキリマンジャロ、南極最高峰ビンソンマシフ、北米最高峰“魔の山”マッキンリー、さらに初めて明かす北朝鮮の山登りなど臨場感あふれる秘話が満載。
(出版社のウェブサイトより)

そのほか「山登り」について書かれた本
◆『タベイさん 頂上だよ』(山と渓谷社) 2012年2月発行
◆『エプロンはずして夢の山』(東京新聞出版局) 1996年6月発行

 田部井さんが惚れ込んだ山に自分も触れてみたい、せっかくなら日本最高峰の富士山へ…。田部井ワールドに魅せられ、山登りの世界に踏み出したくなった方も多いはず。『日本人なら富士山に登ろう!〜初心者のための安心・安全登山術』(アスキー新書)は、これから富士山をめざす人に向けた解説書だ。これを読めば3,776mの頂きから眺めるご来光も夢ではなくなる?!

『日本人なら富士山に登ろう!〜初心者のための安心・安全登山術』

『日本人なら富士山に登ろう!〜初心者のための安心・安全登山術』
(アスキー新書) 2010年6月発行

目指すは日本一の山!必要な道具選びから事前のトレーニング、失敗しない登山の方法、さらに環境に対する心得まで、富士山を知り尽くした著者がやさしく解説。これから富士山に登ろうとする人、必読の1冊。
(出版社のウェブサイトより)

そのほか「登山技術」について書かれた本
◆『田部井淳子の楽しい! 山登り入門』(PHP研究所) 2011年5月発行
◆『田部井淳子の あんしん! たのしい! 山歩きお悩み解決BOOK 〜NHK趣味悠々「山で元気に! 田部井淳子の登山入門」をDVDに完全収録!』(毎日コミュニケーションズ) 2010年7月発行

 誘われたら断らない田部井さんの流儀にならって、ここで紹介した著書をぜひご一読ください。“読まず嫌い”で済ますにはもったいないほどの、知らない世界が満載です。

(LA No.106)

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