トップ > ライフアシスト > リンゴのお話し

ライフアシスト

第2号
いまを生きる
いきいきセカンドライフ1
いきいきセカンドライフ2
OB始めたおいしい店
季節の食材で健康管理

バックナンバー一覧

巻頭インタビュー いまを生きる

リンゴのお話し

リンゴの品種

リンゴに関わる歌といえば、「リンゴの唄」と「リンゴ追分け」。
リンゴに関わる話しといえば、「イヴとアダムが食べた禁断の果実」「白雪姫の毒リンゴ」そして「ニュートンの引力発見」。
リンゴの品種といえば、「紅玉」「国光」「印度」。

そう浮かんだ、あなた。

もう完全に「アラ還」(アラウンド還暦)世代ですね。
そしてもちろん、アップルといえば「ビートルズ」ですよね。

最近では、アップルといえば「iPhone」「iPod」「iPad」に「Mac」です。
歌でリンゴなら「椎名林檎」、品種なら「ふじ」「ジョナゴールド」「王林」でしょうか。時代によって歌が変わるように、リンゴの品種も変わっていきます。

ところで、バナナの輸入が自由化されて市場に出回り始めた当初は高級品だったようです。私も、父が給料日になるとバナナを数本買ってきてくれたのを覚えています。あまり好きではありませんでしたけれど、父の気持ちに応えるために喜んで食べた記憶があります。

一方リンゴはといえば、物心ついた頃には食べていましたから、もう何百年も前から日本で食べられていたのかと思いましたが、実はまだ100年ちょっとだったんですね。

リンゴはバラ科の落葉高木で、中央アジアのコーカサス地方からヨーロッパに渡り、有史以前から栽培されていたといわれています。日本へは江戸時代に中国から伝わったそうですが、本格的な栽培が始まったのは明治初期に西洋種(植物学ではセイヨウリンゴ)が伝わって、品種改良が行われてからということです。明治7〜8年には政府から青森県や長野県にリンゴの苗木が配布されたという記録があるようです。

真夏の青リンゴ

栽培しやすいように成形された樹

リンゴの品種といえば前出の「紅玉」「国光」「印度」が馴染み深いのですが、実際戦後のリンゴ生産はこれらの種類が中心だったようで生産量も急速に拡大しました。ところが昭和30年代後半からの豊作やバナナの輸入解禁の影響で価格が暴落し、生産農家をずいぶん苦しめました。
そんな時、救世主のように登場したのが「ふじ」でした。国光や紅玉に比べて形も大きく、甘みが強く歯ごたえもある。一気に人気の品種となりました。リンゴの木は次々と「ふじ」に植え替えられて、今では青森県でも全国でも生産量の半分以上が「ふじ」となっています。
青森県の生産量で51.2%の「ふじ」に続くのは「ジョナゴールド」「つがる」「王林」という順でそれぞれほぼ10%程度を占めています。
*(青森県庁Webサイトデータより)

左から「ふじ」「王林」「ジョナゴールド」

「紅玉」「国光」「印度」とは全く異なった品種名となっていますが、その配合を確認するとまんざら無縁ではありません。日本のみならず世界一の生産量ではないかといわれている「ふじ」は「国光」と「デリシャス」の配合。戦前に農林省園芸試験場東北支場で配合実験され、戦後「東北7号」と命名されたものが、昭和37年に「ふじ(農林1号)」として登録されたということです。
「ジョナゴールド」は「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」。
「つがる」も配合は「ジョナゴールド」と同じ「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」。しかし、アメリカ生まれの「ジョナゴールド」に対しこちらは青森県りんご試験場生まれ。
味も歯ごたえも微妙に異なるようです。
「王林」は「ゴールデンデリシャス」と「印度」の配合。ということで、現在の人気品種のすべてに、昔の人気品種が配合されていることになります。 こうして、人気品種の遺伝子が引き継がれていくんですね。

リンゴと健康

イギリスの諺に
An apple a day keeps the doctor away.

「一日一個のリンゴが医者を遠ざける」というのあります。
どうやら、リンゴを毎日食べていれば医者が必要ないくらい健康になる。といったような意味のようです。
リンゴは健康によい、といわれますが何によいのでしょうか。

りんごミュージアムの「健康に関する知識」によれば、その効果は以下の4点です。

  1. ポリフェノール効果
    りんごに含まれる100種類以上のポリフェノールには、老化防止や抗酸化(活性酸素を抑える)作用、コレステロールの減少といった働きがあるということです。さらに、抗酸化作用のある"エピカテキン"も多量に含まれていて、より確実に活性酸素を抑えることができます。
  2. 整腸効果
    りんごの皮に多く含まれるペクチンは水溶性の植物繊維で、ゼリー化して炎症部分の粘膜をカバーする働きがあります。また、悪玉コレステロールを減らす作用もあるので動脈硬化の予防にも効果的、とのことです。
  3. 高血圧予防
    りんごに含まれる"カリウム"には、体内のナトリウムを排出して血流を改善し、血圧を下げる効果があります。1日1〜2個のりんごを食べると血圧が下がる、というデータもあるとのこと。
  4. 虫歯予防
    "アップルフェロン"という成分には、虫歯予防の効果がある、といわれています。また、丸かじりには歯の隙間にたまった歯石を除去する効果も見られます。

夏のリンゴ畑

そういえば、昔『リンゴをかじると歯茎から血が出ませんか?』というCMがありましたよね。リンゴの丸かじりは、歯周病のチェックだけでなく、歯の健康にも良いみたいです。

リンゴといえば私は、子供の頃風邪をひいたりお腹をこわしたりすると、母がリンゴをすり下ろして食べさせてくれたのを思いまします。普段は丸かじりしているのですが、病気になるとすり下ろしリンゴが食べられます。病気もまんざら悪くは無いなあ、なんて思ったものです。

みなさん、リンゴにまつわる思い出はありませんか。
是非このサイトの「ライフアシスト交流ひろば」から思い出話しを投稿してください。お待ちしております。

第2号
いまを生きる
いきいきセカンドライフ1
いきいきセカンドライフ2
OB始めたおいしい店
季節の食材で健康管理

バックナンバー一覧

このページのトップへ